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お年寄りについて

お年寄りは、最も熱中症になりやすい年代であることがわかっています。
東京消防庁が発表したデータによると、平成24年の6月から9月に熱中症で搬送された方の、実に40.9パーセントがお年寄りだったのです。
またお年寄りが熱中症になった場合は他の年代の方に比べて重症化しやすく、救急搬送された方の半数以上が、入院が必要なくらいに症状が悪化していることもわかっています。

では、どうしてお年寄りは熱中症になりやすいのでしょうか。

人は年齢を重ねると、身体の様々な機能が低下してきます。
体温調節機能もその例外ではなく、年を取るとあまり汗をかかなくなり、体内の熱を放出することができなくなってしまうことがあるのです。

また人は体が水分不足状態に陥ると血液が濃くなり、これを受けた脳が指令を出して「喉が渇いた」と感じるのですが、お年寄りはこの指示命令系統が低下しているため、沢山の汗をかいて水分不足状態になっても「喉が渇いた」と感じるまでに時間がかかります。
そのため「喉が渇いた」と感じた時には既に脱水症状を起こしてしまっていることもあります。

お年寄りが熱中症になりやすいのは、このようなことが理由となっていたのですね。

またお年寄りの中にはクーラーをかけるともったいないという理由から扇風機やうちわのみで過ごし、室内で熱中症になってしまう方もいらっしゃいます。

ある程度の年齢がきたら自分の体温調節機能が低下していることを理解し、室内の温度を調整したりこまめに水分を補給したりして、熱中症予防をすることが大切です。

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