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熱中症が回復してきたら

熱中症は、軽度のものであればその場で応急処置をすることによってすぐに症状が回復します。
しかし、症状が回復しても油断は禁物です。

というのも一度熱中症になった体はかなり体力が消耗しているため、すぐに暑い環境に戻ってしまうと再び症状が悪化ことがあるのです。
また最近の研究では、熱中症になると大腸の中の内毒素が血液中に混入し、熱中症の症状が治まった後も一定期間体の抵抗力が弱くなることがわかっています。

そこで応急処置をして症状が回復した後も、数日間はできるだけ安静にしておくようにしましょう。

また熱中症になってしまった場合、例え軽度のものであっても必ず病院に行かなければなりません。
熱中症は、一見回復したように見えても体内に様々な影響が残っていることがあります。
また適切な処置をしないままにすると、熱中症を再発させてしまう恐れもあります。
そこで熱中症の症状が回復した場合でも、必ず病院に行って医師の診察を受けましょう。

そして熱中症が完全に回復した後は、日ごろからしっかりと睡眠時間を確保したりバランスの取れた食生活を送ったりするなどして規則正しい生活を心がけ、熱中症になりにくい体作りをしていくことも大切です。
一度熱中症になったことがある方は繰り返し熱中症になることが多く、回数を重ねるごとに症状が酷くなることもあります。
そこで回復後は体力づくりをすると同時に体質改善をし、熱中症予防をすることが大切になってくるのです。

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